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有害物質管理・廃棄物対応

取り組みの考え方

コスモ石油グループは、排ガスや排水の規制値よりさらに厳しい管理値を定め、それを遵守することで、未然防止に努めています。廃棄物については自主目標を設定し、発生量を抑制するとともに再資源化を推進しています。

大気・水質・化学物質の管理

大気汚染防止

大気汚染を防止するために、製油所では硫黄分や窒素分の少ない燃料の使用や排煙脱硫装置や排煙脱硝装置、電気集じん機の導入を行い、大気汚染物質の発生を抑制しています。また、石油製品に含まれているVOC(揮発性有機化合物)の大気への排出を抑制するために浮き屋根式タンクを設置し、製品出荷時には回収装置を導入しています。

硫黄酸化物排出量 1990年度4,472トン 2006年度3,998トン 2007年度4,475トン 2008年度4,153トン 2009年度4,454トン 2010年度4,767トン 原油換算処理量当たりの硫黄酸化物排出量 1990年度31.1グラム/キロリットル 2006年度20.9グラム/キロリットル 2007年度22.5グラム/キロリットル 2008年度21.7グラム/キロリットル 2009年度23.6グラム/キロリットル 2010年度24.6グラム/キロリットル4製油所の硫黄酸化物(SOx)排出量 保証マーク

窒素酸化物排出量 1990年度3,091トン 2006年度2,780トン 2007年度2,864トン 2008年度2,910トン 2009年度2,860トン 2010年度2,736トン 原油換算処理量当たりの窒素酸化物排出量 1990年度21.5グラム/キロリットル 2006年度14.5グラム/キロリットル 2007年度14.4グラム/キロリットル 2008年度15.2グラム/キロリットル 2009年度15.2グラム/キロリットル 2010年度14.1グラム/キロリットル4製油所の窒素酸化物(NOx)排出量 保証マーク

2006年度5.10トン 2007年度4.98トン 2008年度5.41トン 2009年度5.26トン 2010年度4.95トン4製油所の有害汚染物質(ベンゼン)排出量 保証マーク

水質汚濁防止

精製工程からの排水には油分、臭気物質(アンモニア、硫化水素等)、浮遊物質、有機物等が混入します。製油所では、臭水処理装置、油分離装置、凝集沈殿装置(浮遊物質の除去)および活性汚泥処理装置等を設置し、水質汚濁防止に努めています。

COD負荷量 1990年度153.7トン 2006年度114.4トン 2007年度126.7トン 2008年度111.2トン 2009年度103.7トン 2010年度109.6トン 原油換算処理量当たりのCOD負荷量 1990年度1.07グラム/キロリットル 2006年度0.60グラム/キロリットル 2007年度0.64グラム/キロリットル 2008年度0.58グラム/キロリットル 2009年度0.55グラム/キロリットル 2010年度0.57グラム/キロリットル4製油所の化学的酸素要求量(COD)負荷量 保証マーク

化学物質の管理

石油製品に含まれるベンゼン、トルエンや石油精製工程で使用する触媒に含まれるコバルトなど化学物質については、2010年度分もPRTR法に基づく排出量・移動量の届出を実施しました。

4製油所の2010年度 PRTR対象物質の排出量・移動量 保証マーク
PRTR対象物質 排出量 移動量 排出移動量
合計
大気 水域 土壌 合計
2-アミノエタノール(kg/年 0
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
17,000
キログラム/年
17,000
キログラム/年
石綿(kg/年) 0
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
2,800
キログラム/年
2,800
キログラム/年
エチルベンゼン(kg/年) 1,406
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
1,406
キログラム/年
0
キログラム/年
1,406
キログラム/年
キシレン(kg/年) 5,960
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
5,960
キログラム/年
0
キログラム/年
5,960
キログラム/年
1,3,5-トリメチルベンゼン(kg/年) 10.7
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
10.7
キログラム/年
0
キログラム/年
10.7
キログラム/年
トルエン(kg/年) 22,500
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
22,500
キログラム/年
0
キログラム/年
22,500
キログラム/年
ニッケル化合物(kg/年) 0
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
24,100
キログラム/年
24,100
キログラム/年
ベンゼン(kg/年) 4,950
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
4,950
キログラム/年
0
キログラム/年
4,950
キログラム/年
亜鉛の水溶性化合物(kg/年) 0
キログラム/年
1,900
キログラム/年
0
キログラム/年
1,900
キログラム/年
0
キログラム/年
1,900
キログラム/年
コバルト及びその化合物(kg/年) 0
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
151
キログラム/年
151
キログラム/年
ほう素及びその化合物(kg/年) 0
キログラム/年
4.6
キログラム/年
0
キログラム/年
4.6
キログラム/年
0.0
キログラム/年
4.6
キログラム/年
モリブデン及びその化合物(kg/年) 0
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
623
キログラム/年
623
キログラム/年
ダイオキシン類(mg-TEQ/年) 0.9
mg-TEQ/年
46.0
mg-TEQ/年
0
mg-TEQ/年
46.9
mg-TEQ/年
0.0037
mg-TEQ/年
46.9037
mg-TEQ/年
クロム及び三価クロム化合物(kg/年) 0
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
2,300
キログラム/年
2,300
キログラム/年
セレン及びその化合物(kg/年) 0
キログラム/年
0.3
キログラム/年
0
キログラム/年
0.3
キログラム/年
0
キログラム/年
0.3
キログラム/年
1,2,4-トリメチルベンゼン(kg/年) 399
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
399
キログラム/年
0
キログラム/年
399
キログラム/年
ふっ化水素及びその水溶性塩(kg/年) 0
キログラム/年
4.2
キログラム/年
0
キログラム/年
4.2
キログラム/年
0
キログラム/年
4.2
キログラム/年
ヘキサデシルトリメチルアンモニウム=クロリド(kg/年) 0
キログラム/年
2,100
キログラム/年
0
キログラム/年
2,100
キログラム/年
0
キログラム/年
2,100
キログラム/年
ノルマル-ヘキサン(kg/年) 46,300
キログラム/年
0
キログラム/年
0
キログラム/年
46,300
キログラム/年
0
キログラム/年
46,300
キログラム/年
マンガン及びその化合物(kg/年) 0
キログラム/年
6.3
キログラム/年
0
キログラム/年
6.3
キログラム/年
0
キログラム/年
6.3
キログラム/年

(注1) 上記のほか、クレゾール、シクロヘキシルアミン、1,2-ジクロロエタン、テトラクロロエチレン、ノニルフェノール、ヒドラジンは1,000キログラム/年以上の取り扱いがありますが、排出量および移動量はすべて0キログラム/年となっています。

(注2) 上記データには、四日市霞発電所分も含んでいます。

有害物質対応

ダイオキシン類の発生抑制

コスモ石油の製油所のうち、廃棄物処理施設(産業廃棄物焼却施設)を有する千葉製油所では施設の管理を徹底しております。なお「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の改正に伴い、廃棄物処理施設の維持管理の状況に関する情報を当社HP及び千葉製油所にて公表しております。

PCBの保管管理

PCB(ポリ塩化ビフェニル)は、電気機器の絶縁油などとして使用されていましたが、その毒性が明らかになり、現在は製造や使用が禁止されています。製油所やサービスステーション(以下、SS)では、かつて使用していたPCB含有機器を、漏洩防止策を講じて保管し、法律にしたがい報告を行っています。さらに2016年までに義務付けられている無害化処理を早期に行うため、2005年度中にすべての機器を処理事業者へ登録し、順次処理を進めております。

アスベストへの対応

2005年度に、コスモ石油グループが所有または賃借しているSSや製油所などの建物を対象に、アスベストの使用状況を調査したところ、露出した吹き付けアスベストを16ヵ所確認しましたが、2007年度までにすべて除去工事を完了しました。また、吹き付け以外のスレートなどの建材や製造設備にある保温材などの一部に、アスベストを含有しています。これらは成型品であり、通常の使用では、アスベスト粉じんの飛散はないと判断していますが、補修時に順次、非アスベスト製品に交換しています。そのほか、アスベスト含有製品の取り扱いについては、法律に基づいた対策を進めます。

廃棄物ゼロへの挑戦

2010年度、報告対象会社6社*1の廃棄物の最終処分率は2.9%となり、連結中期環境計画の目標を達成しました。また、コスモ石油の4製油所(四日市霞発電所を含む)における廃棄物の最終処分量は242トン(1990年度比 97%削減)、最終処分率は0.5%となり、石油連盟の自主行動計画目標(1990年度比94%削減、最終処分率1%以下)を達成しました。

*1 コスモ石油(株)、コスモエンジニアリング(株)、コスモ松山石油(株)、コスモ石油ルブリカンツ(株)、コスモ石油ガス(株)、北斗興業(株)計6社

再資源化量 1990年度5,243トン 2006年度19,070トン 2007年度16,240トン 2008年度18,546トン 2009年度17,187トン 2010年度13,315トン 最終処分量 1990年度8,262トン 2006年度395トン 2007年度239トン 2008年度596トン 2009年度250トン 2010年度242トン 最終処分率 1990年度15.5% 2006年度0.8% 2007年度0.5% 2008年度1.2% 2009年度0.5% 2010年度0.5%4製油所廃棄物量の推移 保証マーク

廃棄物発生量44,197トン(100%) 減量化量30,640トン(69.3%) 再資源化量13,315トン(30.1%) 最終処分量242トン(0.6%)4製油所廃棄物のフロー

余剰汚泥削減

排水処理施設から排出される汚泥は、日本国内で発生する産業廃棄物の中でもっとも多くの割合を占めています*1。コスモ石油の製油所においても全廃棄物発生量の約5割を占めることから、余剰汚泥への取り組みがコスモ石油グループとしてもっとも効率の良い廃棄物削減につながると考えています。製油所で発生する余剰汚泥削減の技術について研究*2を行い、技術導入している千葉製油所および坂出製油所では、余剰汚泥の大幅削減を達成しました。

*1 環境省「産業廃棄物の排出及び処理状況等(平成20年度実績)」より

*2 一般財団法人石油エネルギー技術センター(旧財団法人石油産業活性化センター)補助事業として実施。

図:汚泥削減の原理汚泥削減の原理

廃棄物発生量44,197トン(汚泥55.5% 廃触媒17.5% タンクスラッジ1.8% 廃アルカリ13.5% その他11.6%)2010年度 廃棄物発生量内訳 保証マーク

廃棄物再資源化量13,315トン(汚泥7.4% 廃触媒58.1% タンクスラッジ4.0% 廃アルカリ0.6% その他29.9%)2010年度 廃棄物再資源化量内訳 保証マーク

廃棄物最終処分量242トン(汚泥47.9% 廃触媒0.0% タンクスラッジ1.6% 廃アルカリ0.0% その他50.5%)2010年度 廃棄物最終処分量内訳 保証マーク

本文ここまで

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