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原油は、約7,000キロメートル離れた中東諸国から日本まで、約20日かけて輸送されます。全長約300メートル・30万トン級の大型タンカーが、1回の航海で輸送できるのは、日本全国の消費量の半日分。最新テクノロジーを搭載したタンカーは、わずか16~20名のクルーで操船されます。安全に輸送するため、万一の海洋事故に備えて、石油の流出を防ぐダブルハル(二重殻構造)化などを進めています。
ダブルハルタンカー
緊急時にも安定してエネルギーを供給できるよう、日本の石油会社には、70日分以上の石油備蓄が義務づけられています。また国家備蓄としても約90日分が蓄えられています。コスモ石油も備蓄基地に独自のタンクを持ち石油備蓄に協力しています。
北九州市沖合の白島石油備蓄基地には、全長約400メートルの巨大備蓄船8隻が係留され、日本の1週間分以上の使用量を備蓄しています。この方法は、国土の狭い日本に適し、しかも安全で環境にやさしい備蓄技術として注目を集めています。
白島石油備蓄基地