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第3次連結中期経営計画

持続的成長に向けた事業基盤の確立と財務基盤の再強化に取り組んでいきます

コスモ石油グループは、第3次連結中期経営計画において「収益基盤の再構築」と「次の成長への布石」を基本方針に掲げ、施策や投資を着実に実施してまいりましたが、原油価格が高止まりする中、適正なマージンを確保できず、当初の収益目標に対しては未達となりました。2010~2012年度の第4次連結中期経営計画では、「石油精製・販売事業での利益回復の実現」と「石油化学・石油開発事業によるポートフォリオの拡充」により、事業基盤の確立と財務基盤の再強化を達成し、持続的な成長を図っていきます。

写真:代表取締役社長 木村 彌一
代表取締役社長
木村 彌一

石油化学・石油開発事業によるポートフォリオの拡充

中長期的成長戦略を推進し事業規模を拡充します

石油化学

2009 年度に、ヒュンダイオイルバンク株式会社との合弁会社「HCペトロケム」を韓国に設立し、ペットボトルや化学繊維の原料となるパラキシレン(PX)事業に参入しました。当社は2011年までに、四日市製油所にパラキシレンの原料となるミックスキシレン(MX)の蒸留装置を新設し、既存装置による生産量30万トンと合わせて、年間60万トンのMXを同社に供給します(2013年より)。また同社では世界最大級となる年間80万トンの生産能力を持つPX製造装置を建設予定で、2013年までに、既存装置と合わせて、年間118万トンの生産規模へと拡大する計画です。当社は、石油化学事業へのシフトを図ることで、国内のガソリン需要減対策と、規模のメリットを追求した石油化学事業の拡大を推進します。

石油化学事業での取り組み内容
MX蒸留装置新設(30万トン/年)→60万トン/年体制へ、PX製造装置建設着手(80万トン/年)→118万トン/年体制へ(MX:ミックスキシレン、PX:パラキシレン)
規模のメリットを追求した石油化学ポートフォリオの拡充、国内ガソリン需要減対策
2012年度 収益目標 40億円
さらに韓国で新設PX製造装置が稼働する2013年度以降には80~160億円への収益拡大をめざす

石油開発

当社は40年以上にわたる信頼関係を基盤に、アブダビやカタールで原油の安定生産及び生産拡大を行っています。アブダビでは、2012年に利権の期間が満了するアブダビ石油株式会社の利権更新に向けて交渉を継続中です。また、カタールでは、新しい油田であるA構造南部油田での商業生産を開始する予定です。さらに、豪州北西部のオーデイシャス油田、テネイシャス油田では2013年度の生産開始に向けた準備を着実に行っていきます。

石油開発事業での取り組み内容


環境・新エネルギー事業によるポートフォリオの拡充

早期の事業化に向けた動きを加速させ将来の収益の柱に育てます

ALA

様々な分野での利用が期待され、マーケットの拡大も期待できるALA は、商品化の加速と販売力の強化を進め、収益貢献の拡大を図っていきます。

風力発電

2009年度に実施したエコ・パワー社の買収により、風力発電市場への本格参入を果たしました。今後は、安定的な収益確保をめざします。

太陽光発電

太陽電池の普及によって需要が伸びているポリシリコンを、低コストで製造する技術の確立に向けて研究開発に取り組んでいます。早期の事業化に向け検証を行い、第4次連結中期経営計画期間中に事業化の可否を見定める予定です。

集光太陽熱発電

アブダビにて2009年10月より行っている実証実験を通じて得られたデータをもとに、事業化の可能性を検証します。


集光太陽熱発電装置の実証プラント

本文ここまで
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