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南太平洋諸国支援

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地図:キリバス共和国、ツバル 地球温暖化の影響と言われている海面上昇で危機的な状況にある南太平洋諸国へ支援しています。

<キリバス>
エコカード会員×1人の支援(寄付金500円/人)で、
マングローブを2本、植えることができました。

南太平洋にあるキリバスは海抜が低く、海水面の上昇や波による土地の浸食が起こっています。そこで、海岸の浸食を防ぐためのマングローブ植林を、地元の若者や子どもたちとともに行っています。

<ツバル>
エコカード会員×32人の支援(寄付金500円/人)で、
環境教育ツールを1つ作り、子どもたちがごみ問題について
学ぶことができました

南太平洋のツバルでは海岸の浸食を防ぐマングローブ植林と、子どもたちへのごみ問題の啓発活動を行っています。

パートナー:
国際マングローブ生態系協会NPO法人Tuvalu Overview






2010年度の活動(キリバス)

背景とプロジェクトの概要

キリバスは、太平洋にある珊瑚礁でできた島嶼国です。周辺の島国の中でも特に海抜が低く、地球温暖化が要因のひとつといわれる海水面上昇の影響が強く現れています。

海水面が上昇すると海岸が侵食され、水産資源を育む生態系が破壊されます。さらに住宅が浸水したり、井戸に海水が流入して飲料水が不足するといった問題も発生します。

水産資源のゆりかごであり、海岸の浸食を緩和してくれるマングローブ林を再生することで、同国の持続可能な社会づくりをお手伝いしています。

日本からのボランティアとともにマングローブを植林するとともに、プロジェクトを継続的に進めていくために、キリバスの関係諸機関(環境・国土・農業開発省)の担当者に、植林とその後の管理技術を教えています。

また、地域の若者たちや子どもたちに、マングローブを含めた自然の大切さを学んでもらい、資源の持続可能な利用と保全に自ら取り組んでもらうこと、すなわち「次世代の育成」も同時に進めていきます。

2008年9月には、これまで植えたマングローブがどのくらい残っているかを確認しました。ここでの植林は2005年にスタートしており、地区によっては波にさらわれてほとんど残っていない場合もありますが、50%以上残っている場所もあり、2005年に植えたものは2メートル以上の高さに成長しています。

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マングローブの種

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小学生による植林


2010年度のプロジェクト実績

2010年度は9月と翌2月に、合計8人の日本人ボランティアが参加し、環境省の担当者らとともに植林しました。植えるべき種子集めに1日、植林に丸1日かかります。ヤエヤマヒルギの樹になっている、今にも落ちそうな種子を集めていきます。

マングローブの植林は、引き潮になった海岸に棒で穴を開け、ヤエヤマヒルギの種子を3本ずつ差し込むだけの簡単な作業です。しかし、海が干潮になるのが真昼の時間帯なので、日射病の危険と闘いながらの作業でした。9月の植林では、3,570本を植えることができました。

2月の植林では、ルルバオ小学校の児童たちと2回にわたって植林し、3,616本を植えました。また、2月にはコスモ石油エコカード基金事務局が現地を視察し、地元環境青年クラブの青年たちと、2,292本のマングローブを植林しました。視察の模様は「基金事務局レポート」をご覧ください。

政府の要請により、これまでとは違う地域への植林試験もおこないました。漂着する海藻・海草が多い場所では、マングローブの種子が倒れて流されてしまうので、なかなか活着しません。350本ほどを数カ所に植え、様子を見ています。

2010年度の植栽本数は、計画5,500本に対して、合計で9,841本となりました。今後は、キリバスのアノテ・トン大統領からの期待も強い、児童を含む住民参加型の植林活動に力を入れていきます。さらに、これまで植林してきた南タラワ以外の地域からも、植林をしたいという機運が盛り上がってきており、それにも協力していきたいと考えています。

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順調に育っています

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2mを超え大きく育ちました



2010年度の活動(ツバル)

背景とプロジェクトの概要

ツバルはキリバスと同様、太平洋にある珊瑚礁でできた島嶼国です。海抜が低いため、地球温暖化が要因のひとつといわれる海水面上昇の影響が強く現れています。波により海岸が侵食されるとともに、高潮の時期には満潮時に洪水が発生します。

一方で1950年代以降、地下水への海水混入により農業に影響が生じ、食料品を輸入しはじめたことから、容器包装などのごみ処理の問題も発生しました。ツバルにはごみ焼却施設がなく、ごみ捨て場には集められたごみがそのままになっています。洪水が発生すると、分別されていないごみから有害なものが流れ出す恐れがあります。

そもそも、ツバルではごみを処理する習慣がなかったので、「ごみは処理しなければならないもの」「分別すれば資源にもなる」という、基本的な意識を身につけてもらう必要があります。

そこでプロジェクトでは、海岸の浸食を緩和してくれるマングローブ林を再生し環境を守ること、さらに地域住民や子どもたちに、ごみの分別処理に向けた啓発活動を支援しています。

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マングローブ植林

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植林した種から芽が


2010年度のプロジェクト実績

首都フナフチでの植林は、現地との協力体制が確立し、3,000本の目標を順調に達成しました(3,273本植林)。2010年度は、フナフチから西北西80kmほどにあるヌクフェタウ環礁について、地域住民が求めるタロイモ畑と集落の間に橋を架け、マングローブを植林することについて、可能性を探りました。

ヌクフェタウ環礁にはマングローブが少なく、受粉を媒介する昆虫も少ないため、効率的にマングローブを増やすためには、フナフチ環礁から種子を持ち込み、人工授粉を行う必要があることがわかりました。マングローブ植林が可能なエリアは数ヘクタールあるので、2011年度から植林に取り組みます。

2009年度につくった「ぬりえ教材」は、子どもたちに大人気だったものの、クリアすると終わってしまうという問題も判明しました。そこで、2010年度は何度も繰り返し遊べて学べるボードゲームのような教材開発をすすめました。

イギリス発の古いボードゲーム「SORRY」が、ツバルの子どもたちに根強い人気があるため、これを参考に廃棄物処理の要素を盛り込んだゲーム「Go-Meee!(ゴーミー)」をつくりました。ルーレットを回して「海にごみを捨てたのでスタートに戻る」「道に落ちていたごみを拾ったので3コマ進む」などの指示を通じて、廃棄物の関してやっていいことと悪いことを学びます。

教育省や学校の先生、子どもたちにも高評価で、継続して使用できる教育ツールに近づきました。今後はツバル語バージョンを制作します。

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「Go-Meee!(ゴーミー)」

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子どもたちも興味津津


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