私たちが歩いた美瑛町白金温泉のハイキングコース歩道には、周囲の原生林との調和と環境への配慮から木片チップが敷き詰められ、ハイカーの足の負担にならないように工夫がなされていました。
この原生林のトンネルを歩く中で、朽ち果てた木の上に零れ落ちた木々の種子が芽を出して実生となり、固い岩盤の上でも隙間を見つけて根を太く大きく張って周りの木々との競争の中で成長していく姿に感動しました。
私たち人間社会の時間単位が分・時間・日であるのに対し、原生林が10年・100年単位の時の流れの中でゆっくりと形成され循環する雄大さに、ツアー初日から圧倒されました。 (男性 50代)
ガイドをして下さった方が絵や写真で詳しく説明をして下さり、今まで聞いたことのない言葉を頭の中で漢字に変換し、「へぇー」と納得しながら歩いていました。その中でも一番感動した言葉は「倒木更新」です。
木は倒れてから腐って長い年月を経てなくなるものだと思っていたのですが、その木に新しい木が住みつき一生懸命に生きている姿を見ていると自然界には無駄なものなど何もなく「共生」しているという言葉が浮かびました。
そしてその土地で生まれ育った木がその土地を愛する人たちの手を添える程度の温かさに守られ、それによって動物たちにも住みやすい土地になっているのは本当に理想の森なのだと実感しました。
普段の生活ではあんなに多くの緑を見ることはなく、空気も美味しく川の音に癒され、本当に気持ちのいい時間を過ごすことができました。 (女性 50代)




