「コスモ子ども地球塾」年間プログラムの1つである「子どものための自然アートワークショップ」はNPOワンダーアートプロダクションのご協力のもと、 2002年から毎年実施しており、今年で7回目を迎えました。毎回、当社社員スタッフがボランティアとして参加し、参加児童の安全管理に努めながら運営しています。
当日は天候にも恵まれ、あたたかな風が吹く砧公園内にある世田谷美術館で開催となった今回のワークショップは、朝早くの集合にも関わらず関東一円から29名の小学生が集まりました。
マリカ氏の作品は、西オーストラリアの大地から掘り起こしたオーカ(黄土)を用いて描き上げるもので、大地から湧き出てきたように力強く、ダイナミックなデザインには歴史的・文化的背景をもつ記号やストーリーが組み込まれ、まさに絵画の根源を思わせます。
今回のワークショップでは、砧公園内を散策しながら採取した日本の土と、マリカ氏が持参した西オーストラリアの色鮮やかな土をコラボレーションさせて一人一枚、思い思いに絵を描くというものです。はじめに、写真をみながらアボリジニについて、またマリカ氏の作品に描かれた背景にあるストーリー、素材の絵の具である西オーストラリアの土について説明を受け、その後、グループに分かれて砧公園を自由に散策しながら、絵の具として使用する土を採取。描く絵に合わせてどんな土を採取するのか子どもたち同士で、またマリカ氏に相談しながら選んでいきました。
午後からは、マリカ氏から土の絵の具の作り方を教わり、それぞれが自由な発想で絵を制作しました。まず背景は日本の土で、その上に西オーストラリアの色とりどりの絵の具で絵を描きます。マリカ氏がアボリジニ独自のペインティング手法を披露すると、子どもたちはすぐに自分の絵にそれを取り入れて絵を完成させていきました。
最後は、一人ひとりがみんなの前で作品を発表しましたが、土だけでなく砧公園で拾った落ち葉を貼った絵を描いた子どももおり、それぞれ個性の光る作品にマリカ氏もとても興味深く一枚一枚見て回っていました。
今回の作品は、11月11日(火曜日)~24日(月曜日)の間、世田谷美術館において展示されました。




