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現在のページの位置:ホーム > 事業紹介 > 研究開発(R&D) > 石油製品の研究開発


石油製品の研究開発

ガソリン・軽油などの品質設計や評価技術の開発など、環境に配慮した技術開発に取り組んでいます。

自動車の運転性能を最大限に引き出すとともに、温室効果ガスであるCO2の排出量の削減や自動車排ガスのさらなるクリーン化に向けて、環境にやさしい自動車用燃料の開発、再生可能なバイオマス燃料、GTL燃料の利用技術の開発など、広範囲な燃料の製造研究、品質評価技術開発に取り組んでいます。

ガソリン・軽油のサルファーフリー化

出荷設備の写真
出荷設備

サルファーフリー燃料とは?

サルファーフリー燃料とは、ガソリンや軽油に含まれている硫黄(サルファー)分を取り除き、10ppm以下にまで低減したクリーン燃料のことです。
ガソリン・軽油のサルファーフリー化を実現するため、ガソリンについては、ガソリン脱硫装置を新設し、達成しています。また軽油については、コスモ石油で独自に開発した軽油超深度脱硫触媒を用いることで、サルファーフリー軽油の製造を可能としました。

これにより、2005年1月よりガソリン・軽油のサルファーフリー燃料の販売を開始しています。

サルファーフリー化実現の効果

サルファーフリー化は、これまで燃料中の硫黄分が障害となって市場導入が困難だった、「燃費に優れたCO2削減効果の高いエンジン技術が搭載された車両」や「大気汚染対策の進んだ排出ガス低減のための後処理装置を搭載した車両」の普及を促進する効果をもたらしました。

これにより、CO2、窒素酸化物(NOx)、粒子状物質(PM)などの大気汚染物質の排出量が削減できます。

用語集

サルファーフリー燃料
ガソリンや軽油に含まれている硫黄(サルファー)分を取り除き、10ppm以下にまで低減したクリーン燃料のことです。
窒素酸化物(NOx)
窒素の酸化物の総称で、大気汚染物質としての窒素酸化物は一酸化窒素(NO)、二酸化窒素(NO2)が主です。工場の煙や自動車排気ガスなどの窒素酸化物の大部分は一酸化窒素ですが、これが大気環境中で紫外線などにより酸素やオゾンなどと反応し二酸化窒素に酸化されます。
そこで、健康影響を考慮した大気環境基準は二酸化窒素について定められています。
窒素酸化物は、光化学スモッグの原因物質のひとつで、硫黄酸化物と同様に酸性雨の原因にもなります。また、一酸化二窒素(亜酸化窒素:N2O)は、温室効果ガスのひとつです。
粒子状物質(PM)
自動車から排出される粒子状物質(Particulate Matter:PM)は、環境基本法において大気汚染に係る環境基準が定められている大気中の浮遊粒子状物質(Suspended Particulate Matter:SPM)の原因物質の一つとされています。PMは発がん性、気管支ぜん息、花粉症等、の健康影響との関連性が懸念されており、その排出量の低減が求められています。

関連ページ

環境対応型燃料

燃料のクリーン化への取り組み

CO2の排出量の削減や自動車排出ガスのさらなるクリーン化に向けて、再生可能なバイオマス燃料(ETBE:ethyl tertiary butyl ether、エタノール)やGTL(Gas To Liquids)油などの新規基材を用いた環境対応型新商品の開発に取り組んでいます。

用語集

ETBE(ethyl tertiary butyl ether)
ガソリンのオクタン価を高めるために有効な燃料基材であり、再生可能燃料として注目されているエタノールを原料として作ることができます。
GTL(Gas To Liquids)
GTL油を用いた燃料は、硫黄分や芳香族分をほとんど含まないクリーンなものであり、エンジン排ガスの改善により環境負荷の低減への貢献が期待されています。

関連ページ

HCCIエンジンに適合する燃料

自動車排ガス試験の写真
自動車の排ガス試験

クリーンな将来燃料を目指して

HCCI燃焼は、高い効率とクリーンな排ガスを同時に達成できる可能性を持つ環境対応型の技術で、自動車用エンジンへの応用が期待されています。

現在、自動車メーカーや大学と共同で、これまでの研究の成果を発展させ、HCCIエンジンに適する次世代燃料の研究を推進しています。

用語集

HCCI燃焼
Homogeneous Charge Compression Ignition(予混合圧縮着火)燃焼の略。
燃料と空気の混合気を点火プラグを使わずに圧縮・自己着火させる燃焼方式のことで、従来エンジンよりも高い効率と排出ガスのクリーンさを両立できる技術です。
本文ここまで

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